GalaxyOnAmazonWebServices
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忙しい人のためのお持ち帰りDBCLS Galaxy
- 平成24年度版のDBCLS Gaalxyのイメージ(AMI)
- AMI ID: ami-aa715cef
- AMI Name: dbcls-galaxy-2013-03-08
- リージョン: us_west_1(N.California)
- EC2インスタンスを以下の設定で起動する
- インスタンスタイプ: m1.small以上推奨
- セキュリティグループ: 「default」と「galaxy」を選択
- インスタンスが起動したら「http://(PublicDNSの値):37180/ 」へアクセスするとGalaxyが表示される
お持ち帰りGalaxyのセットアップ手順
AWS上でのお持ち帰りDBCLS Galaxyのセットアップは以下の手順で行います。
- AWSのアカウントを作成する
- Key Pairを作成する
- Security Groupを作成する
- EC2のインスタンスを作成する
- Galaxyへアクセスする
AWSのアカウントを作成する
Amazon Web Servicesのページ( http://aws.amazon.com/jp/ )よりAWSのアカウントを作成する。
アカウントを作成後、AWS Management Console( https://console.aws.amazon.com/ec2/home )を開く。このあとのAWSに関する各種設定はAWS Management Consoleを利用して行う。
AWS Management Consoleを開いたら、画面右上のリージョンメニューから「US West(N.California)」を選択する。
キーペアを作成する
次はキーペアを作成します。
AWS Management Consoleの画面左のNavigationから「NETWORK & SECURITY / Key Pairs」を選択してKey Pairs画面を表示し、「Create Key Pair」ボタンを押してキーペアを作成します。鍵の名前は適当な名前でOKで、自分のユーザ名などを入れておくと良いです。
生成された鍵は「鍵の名前.pem」ファイルとしてダウンロードされるので、~/.ssh/ などに置いておきます。
Security Groupを作成する
Galaxy用のセキュリティグループを作成します。(すでに作成済みの場合は次へ)
AWS Management Consoleの画面左のNavigationから「Security Groups」を選択してSecurity Groups画面を表示し、「Create Security Groups」ボタンを押してセキュリティグループを作成します。グループの名前は「galaxy」とします。セキュリティグループを作成したら、Inboundへ以下のルールを追加します。最後に「Apply Rule Changes」ボタンを押すのを忘れずに。
- Create a new rule: Custom TCP rule
- Port range: 37180
- Source: 0.0.0.0/0
EC2のインスタンスを作成する
次は、お持ち帰りGalaxyのEC2インスタンスを作成します。
AWS Management Consoleの画面左のNavigationから「Instances」を選択してMy Instances画面を表示し、「Launch Instance -> Classic Wizard -> Community AMIs」を選択して「dbcls-galaxy」で検索します。AMI一覧に「dbcls-galaxy-2013-03-08」が表示されたらそれを選択します。このAMIを元に新しいEC2インスタンスを作成します。
次に、インスタンス数、インスタンスタイプを指定します。インスタンス数は1、インスタンスタイプは希望するタイプ(m1.small以上がオススメ)を選択して次へ進みます。
Advanced Instance Optionsもデフォルトのまま次へ進みます。
Storage Device Configurationもデフォルトのまま次へ進みます。
Instance Detailsもデフォルトのまま次へ進みます。
Choose from your exsisting Key Pairsで、先ほど作成した鍵を選んで次へすすみます。
セキュリティグループを選択する箇所では、「default」と「galaxy」を選択します。
最後にこれまで入力した情報が表示されるので確認し、問題がなければ「Launch」ボタンを押してインスタンスを起動します。
Galaxyへアクセスする
EC2のインスタンスを起動したら、次はインスタンス内で起動しているDBCLS Galaxyへアクセスしてみます。
さきほど起動したインスタンスをAWS Management Console上で選択してPublic DNSの値を調べると「ec2-54-241-232-201.us-west-1.compute.amazonaws.com」のような値がセットされています。(この値はインスタンスを起動する度に毎回変わります。)
このPublic DNSの値をもとにして「http://(PublicDNSの値):37180/ 」へブラウザでアクセスするとGalaxyのページが表示されます。
利用状況を確認したい
http://aws.amazon.com/jp/account/
から「Account Activity」を選択して表示される「Account Activity」画面で確認できる。
AMIを作成する
- AWS Management Consoleの「Amazon EC2」の「Instances」を選択してインスタンス一覧を表示
- AMI化したいEC2のインスタンスを選択して、「Create Image (EBS AMI)」を選択する
- Image NameとImage Descriptionを入力して「Create This Image」を選択
- Image Name: 「dbcls-galaxy-2013-03-08」など
- Image Description: 「DBCLS Galaxy」など
10分くらいで新しいAMIが作成される。「AMIs」を選択、Viewingで「Owned By Me」を選択すると生成されたAMIが表示される。
生成されたAMIをPublicにする
生成されたAMIファイルはPrivateな設定になっている。公開するには、生成されたAMIを選択して「Permissions」を選択、Set AMI PermissionsでPublicを選択すればOK。
本家Galaxy提供のEC2イメージのアップデート方法について
Galaxy Cloudは「クラウド管理アプリ」と「Galaxyアプリ」のふたつに分かれている。クラウド管理アプリは必要に応じてAMIを元にしてGalaxyアプリのEC2インスタンスを生成する。
クラウド管理アプリのアップデートは、hg pull & hg update で行う。
Galaxアプリのアップデートは元になるAMIを新しく作成することで行われる。http://169.254.169.254/latest/meta-data/ami-id に新しく作成したAMIイメージのami-idをセットすることで、クラウド管理アプリが新しいAMIを元にEC2インスタンスを生成するようになる。
AWS上のDBCLS Galaxyの更新方法はどうしようか
特別な更新のしくみは用意せず、必要な場合はサーバへログインして「svn up」でリポジトリを更新する方向が良さそう。