SPARQLthon/LODEStar

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EBIのRDFデータへSPARQLを用いたアクセスを提供するために開発されたインターフェース。

ソースコード一式が公開されいるので試してみた。

インストール

ここにデプロイまでの必要事項が書かれている。 ただ、2014/9/25現在、コンパイル済warファイルをここからダウンロードしてデプロイしても動作しないので、GitHubから取得する。

なお、ドキュメント中、デプロイされるwarファイルはlode.warではなく、lodestar.warであり、また、設定ファイルのパスも $TOMCAT_HOME/webapps/lode/WEB-INF/classes/lode.properties ではなくて $TOMCAT_HOME/webapps/lodestar/WEB-INF/classes/lode.properties である。

Flintとの比較

Flintと比較すると、LODEStarがサーブレットであるため、サーバー側での処理を必要とするのに対し、Flintは全てがJavaScriptで構成されているのでサービスの提供が容易である。 その一方でLODEStarは単なるSPARQLエンドポイントへのインターフェース的な役割だけではなく、得られた結果に対するLinked Dataブラウザとしての機能も有している。 これはSPARQLクエリを発行して得られた結果にURIが含まれている場合、当該URIを規定しているオントロジーから得られる情報などの関連情報を示すページへのリンクになっているということである。

また、FlintはSPARQLパーサーによる文法チェックが動的になされており、文法に合致しない場合はクエリの発行が出来ない仕組みになっている。 ところが、一部の文法的に正しいクエリも弾かれてしまう問題を抱えている。 そしてFlintは最後のコミットから既に2年近く経っている。

その他、LODEStarではVirtuosoに対するJava Database Connectivity (JDBC)/Java Naming and Directory Interface (JNDI)を利用したアクセス手段も持ち、エンドポイントとしてVirtuosoを利用する場合にはより効率的な動作が期待できる。

SPARQLthon24

/mw/SPARQLthon/LODEStar」より作成